こんにちは(^^)/
『1人でも多くの笑顔に出逢いたい…』をモットーに活動しているピラティストレーナーの広瀬 絵美子です!

先週の日曜日、昨年から学んでいながらなかなか勇気が出ずに実現出来ていなかった『プレイヤーが私1人での Original Play®実践会』を初めて実施させていただきました✨

昔の職場の同僚で、オリジナルプレイ実践会の時は、いろいろとお世話になっている方のご紹介で実現した『私の学びの場』。(本当にいつも、ありがとうございます✨)

初めてプレイヤー(子どもと Original Play® をする大人)が自分だけ
なこと、そして
『子どもと遊ぼうとする』のではなく
『子どもが遊んで大丈夫と思える場(環境や雰囲気)を作り出すこと』
の大切さを先日の公式実践会で体感出来たので
今回はいつも以上に子どもの動きに集中してみたところ…

【ちなみに、先日の公式実践会の様子はこちらです(^^)/
ゲームがなくても遊べるんです!~-original-play実践会/

改めてフレッドさんの伝えてくれていた意味を理解出来たように思えたのです(o^^o)

それは…
子どもは
遊び相手が誰だとしても
その相手に合った遊び方をしてくれる

ということ。

子どもは遊ぶ時に、相手をきちんと見極めながら
どのくらいのスピードで
どのくらいの力を使って
どう遊ぶのが適切か
瞬時に判断しているのです。

具体的な例だと…
子どもが遊びの途中で
『ママも(一緒にやろう)ー!』
とママの方へ走って向かって行った時があったのですが、私に来る時とスピードもパワーも違ったのです😲

そして その後、また私への方来るときにはパワーアップはしていましたが
それでも
直前でコントロールをしていることが目に見えたのです✨

これは
フレッドさんが講座中に、アメリカの学校での『Original Play®』の動画を見ながら説明してくださったのですが
フレッドさんと遊ぶ時

奥さまと遊ぶ時
だと『学校では手に負えないくらい暴力的な生徒』でも、きちんと遊び方を変えている…

それを感じることが出来たのです✨

そして同時に感じたもう1つ大切なこと。
それは…
この『制御(コントロール)』が効くのは
人としての『道具』を持っていない時。

どういうことか…?

文房具やプレイマットの耳(これは片付けていなかった私のミスなのですが)を手に持った瞬間に、そのコントロールが効きにくくなっているように見えたのです。

コントロールが効いていないという1つの意味は
自分の意図としていない動きが出来てしまうこと。
(振り回したり投げたりすると、意図していない動きを道具がしてしまう…それが、面白くなってもしまうのです。)

そして、もう1つが
『道具を手にした瞬間』に
人としての脳の働きが始まる感覚…
これを良い言い方をするなら
『好奇心』となるのかもしれません。

ただ…
もっと強い感情。
コントロールの効いていない『好奇心』が
『攻撃性』
を生み出しているように感じたのです。

動物は自分が『生きる』ために必要な攻撃しかしません。
それ以上の攻撃は、自分自身の身を無駄に滅ぼすことがわかっているからです。

でも人間はそうではない。
では、この
『攻撃性』
はいつごろから人間に生じるものなのか。

フレッドさんの答えは…2才。

人として『手』を使い始めるころから、その攻撃性が出るのだそうです。

これが…
(動物より)手を自由に使えることによる人間としての優越感なのか
それとも
手の使い方は人間の『安定性』にかなり関わりがあることと関係しているのか(先日の発達セミナーにて学びました!)

神経学や脳科学、さらに人間学の観点などから様々な見方があるのかと思いますが、私はその専門家ではないので、正直詳しくはわかりません。

ただ。
間違いなく
『動き』の面でも
『気持ち(精神的)』の面でも
コントロールが効きにくくなっているように見えたのです。

もし、私のこの感覚が合っていたとして…
そんな人間の大人が持つべき道具を間違えるとどうなるか…。。

Original Play® は道具を使いません。
道具を持たなければ、相手に対して
どのくらいのスピードで
どのくらいの力を使って
どのように対応するべきか
のコントロールが利く。

そして、そのコントロール下で動くことを繰り返すことで、自分の身の守り方を体感として習得出来れば…

無駄に攻撃をする必要が無くなるのです。

さらに
Original Play®は『手』も使いません。
子どもの腕を握ったりはしませんし
ハグをする時も『腕』で抱えるだけで、手先を使って子どもの動きを封じこめないのです。

手を使うのタイミングは
・子どもに優しく触れる時
・手を使って攻撃をしてこようとした子どもの手を優しく包み込む時
だけ。

あぁ。
だから、Original Play®は『平和のための遊び』なんだ。
と。
オリジナルプレイを行った、アメリカのストリートボーイは、銃を手放すことが出来たんだ
と気づくことが出来たのです。

すごく奥深くて、どこまで伝えられているかはわかりません。
でも。
絶対に現代社会に必要だと思うので
これからも伝え続けさせてください(^^)

そして…
今回『Original Play®』の中で、改めて気づくことの出来た
『手の大切さ』ですが
これは、私の本職であるピラティスのレッスンの際にも
自分自身の手の使い方がどうであるか
そして
お客さんの手の使い方が何を意味しているか
を感じるためにとても重要だと思いつつ…
私の中で
『Original Play®』と『Pilates』
の共通点をいくつも感じているので…
それはまたの機会に語らせていただきますね✨


私が大好きな『Original Play®』の考案者フレッドさん

ピラティススタジオ Studio B-liebe(ビリーブ)
千葉市花見川区幕張本郷1-11-24 フォルテビル4D
Mail:dear@studio-b-liebe.com
HP:https://www.studio-b-liebe.com/