こんにちは(^^)/
『1人でも多くの笑顔に出逢いたい…』をモットーに活動をしているピラティストレーナーの広瀬 絵美子です!
最近、テレビの健康番組やCMなどでも耳にする『股関節』を動かすことの大切さ。
ただ…
会員さんとお話をさせていただいていると、意外にその『股関節』の『位置の認識』が、微妙に異なっていたりします Σ(0□0|||)
…ということで確認してみましょう♪
股関節って意外に上!?
わりと多い『股関節』の認識は、下のイラストの女性のズボンの赤いラインの辺り。
いわゆる『脚の付け根』のイメージの方も多いかと思います(^^)
このイメージだと…
上のイラストの〇の辺りを触っていただくと太ももの外側の出っ張っている骨(大腿骨大転子)があるのですが、その辺りと同じラインくらいにあたります♪
でも実際は…
上の写真は骨盤部分の骨格模型ですが、この写真の
赤い〇が先ほどの太もも外側の骨の出っ張り
青い〇が股関節。
つまり『股関節』は、もっと上なのです!
これを、実際に身体でどの辺りか感じてみるとすると…
骨盤(腸骨)の前側に骨が一番出っ張っているところ(上の写真の緑の〇:上前腸骨棘)があるかと思うので探してみていただいて…
そこと先ほどの脚の外側の出っ張りの間辺りの少し内側…
なので実は
『股関節』を動かす
ということは
『お腹の中』から動かすイメージ
というになりますね(^^)
さてでは…
実際この『認識』の違いにより何が起こっているかを感じてみていただきたいと思います♪
やってみていただきたいことは『いつも通り歩く』だけ。
この時に『歩き方』を普段と変える必要はありませんよ(^o^)
まずは
脚の付け根(一番最初のイラストの女性の線の辺り)から『脚』を動かすイメージで。
次に
先ほど認識した『股関節』…
つまり、お腹の中から『脚』を動かすイメージで。
どうでしょう??
ちょっとしたイメージの違いで、身体の使われている感覚は結構違いませんか?
ただ!!
ここでは実はまだ途中段階なのです♪
『腸腰筋』ってご存じですか?
次のポイントとしては、この『股関節』を『動かすための筋肉』がどこにあるかということなのですが(^^)
例えば…
立っている姿勢で膝を持ち上げるような動作(股関節の屈曲と言います)の時に、本来働くべきメインの筋肉は『腸腰筋』と呼ばれる筋肉で、これは『腸骨筋』と『大腰筋』という筋肉の総称です。
さてでは、この筋肉たちがどこの骨に繋がっているかということなのですが…
終点は両方とも、ふとももの内側(大腿骨小転子)
(下の写真の小さな緑の〇の部分です。)
そして、始まりは実は名前のままで…
『腸骨筋』は『腸骨』(下の写真の赤い〇)
『大腰筋』は『腰』(下の写真の青い〇)
つまり、なんと
『お腹側』ではなく
『お尻側(背面側)』につながっているのです!
ということで…♪
さて、またここで歩いてみましょう(^^)
ただ、腰まで意識をするのは少し難しいので、以前のブログでも登場している『仙骨』…
この辺りから脚です!と思いながら(^∇^)ノ♪
この時のポイントとしては
仙骨を意識した結果
お腹の奥の方
または
下っ腹辺り
に自然に力が入っている感じがあれば、意識は合っています♪
そしてもう1つのポイントは、
意識をし過ぎて力んでしまわないように。
なかなか最初は、この
『力まない』
ということが難しいのですが、上手くできると腰痛予防にもなりますよ♪
ということで…
次回は、もう少し具体的な動作もお伝えしたいと思いますのでお楽しみに〜(^o^)/
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