こんにちは(^^)/
『1人でも多くの笑顔に出逢いたい…』をモットーに活動をしているピラティストレーナーの広瀬 絵美子です!  

今回は『股関節シリーズ』の番外編といたしまして…
股関節に密接な関係な中で、わりと多くの方が頑張り過ぎている『膝』について語ってみたいと思います(^o^)/

正しい『真っすぐ』とは…?

では早速…
ご自身の思う『膝が真っすぐ』の状況を作ってみましょう♪

さてこの時…
下の2枚の写真のどちらになっていますか?

一見違いがわかりにくいかと思いますが、お尻~ふくらはぎにかけての赤いラインに注目していただくと、膝の角度が少し異なるのが見えてくると思います(^^)

今以上に伸びない
という方は左側
少し伸びしろがあるよ
という方は右側
ということになりますが…

では?
どちらが本当の『真っすぐ』でしょう??

実は
多くの方が真っすぐと感じているのは左側。
でも、理想的な真っすぐは右側。

どういうこと??
と思いますよね(^^;

ということで解説をさせていただきますと♪

左側は、いわゆる関節を『ロック』してしまっている『過伸展』と呼ばる状態。
つまり、筋肉で関節をコントロールしているわけではなく、骨同士がぶつかるところまでもっていった結果固定されている状態です。

この状態だと
大腿四頭筋と呼ばれる『太ももの前側の筋肉』が頑張り過ぎていて
逆に
ハムストリングスと呼ばれる『太ももの後ろ側の筋肉』がお休みしています。

結果…
使われている筋肉のバランスが悪いだけでなく、膝や股関節・足首などを痛めてしまう可能性も(TT)

では。
そうならないために右側の状態を目指したいわけですが…
股関節シリーズの『その7』 に少~しエッセンスを加えていきたいと思います♪

膝を優しく使ってあげたいですね♪

まずはその7と同じように、どこか手で支えらる場所を見つけていただいて、その6 で行ったピラティスVで立ち、軽く膝を緩めます。

この時に
お尻が後ろに出てしまわないように真下におろします!

それから、こちらの動き。(わかりやすいように、撮影時は身体の向きを変えていますが、実際は何かにつかまった状態で行ってみた方が正しい意識がしやすいですよ(^^))

この時の意識がとても大切でして(^^)
膝を伸ばします!
と思うと下の写真の矢印の方向に膝を押し込むような動作になります。

そうではなく下の写真のイメージ。

つまり
しっかりと踵で床を踏みつつ…
何度も出てきている下の写真のピンクの〇の部分体を持ち上げた結果…膝が伸びたね

というイメージで行っていきたいのです。

上手く出来ると…
多分多くの方は、膝が曲がっている感じがするかもしれません(^^;

…が!
この少し余裕のある状態が、本来の『真っすぐ』
つまり、普段は伸ばし過ぎているということなのです(><)

そして、この状態のまま『その7』の動作を行ってみて…

5回くらい行ってみてから、歩いてみると…

何だか膝がソフトな感じ
または
軽い感じ
があれば成功です♪

関節は常に、ある程度『遊び(スペース)』がある状態がベスト。
なので、ぜひお膝も突っ張らずに余裕をもたせてあげたいですね(^o^)

☆ 過去の『股関節シリーズ』はこちらからどうぞ(^^)/
股関節って奥深いんです!〜その1〜
股関節って奥深いんです!〜その2〜
股関節って奥深いんです!〜その3〜
股関節って奥深いんです!〜その4〜
股関節って奥深いんです!〜その5〜
股関節って奥深いんです!〜その6〜
股関節って奥深いんです!〜その7〜

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